2000/05/01:DOOR LOCK FLUSHING UNIT 取付

ギャランのキーレスエントリーはルームランプをアンサーバック(動作の確認表示)としているのだが、時と場合によってはこれが全く役に立たない場合がある。同じ三菱車でもディアマンテはハザードをアンサーバックとしているため、昼夜問わずに非常にわかり易いのである。

純正マニアの私としては、ディアマンテ装備のスワップを考えたが、いつもお世話になっている「コックピット」で社外品で後付専用のモノがあると聞いたので早速注文することにした。

下がパッケージである。箱は大きいが、本体はICカードぐらいの大きさなので取付場所に困ることはない。
(本体は撮影前に取り付けてしまったので画像はありません)

ブランド名は「Bullcon」BDR-308、製造/販売元はフジ電気工業株式会社。定価13,800円。
裏面に書いてある使用方法は以下の通り。

  • キーレスエントリーでドアロックを行います。
  • ハザードと電子ブザーが1回反応して、ロックされたことをお知らせします。
  • キーレスエントリーでアンロックを行います。
  • ハザードと電子ブザーが2回反応して、アンロックされたことをお知らせします。

必要なキットは全てパッケージの中に含まれており、配線の長さも充分で、あとは配線分岐用のジグが後2個あれば完璧です。配線は以下の通り。

  • 常時電源(+12)
  • IG(イグニッション)
  • ブザー(+側)
  • ロックSW(入力)
  • アンロックSW(入力)
  • ハザードL(出力)
  • ハザードR(出力)
  • 車両のディーアース(-)

ロック&アンロックSW、ブザーの配線以外はハザードスイッチにつながるコネクターから分岐を行うことで全て完了し、それ以外はアクセルペダルの外側(ヒューズの下あたり)から配線を分岐させる。

まずはハザードスイッチにつながるコネクターを引き出す作業からはじめる。この作業はセンターコンソールパネルを外さなければならない。詳しくはこちら
コネクターのそれぞれの配線は下のようになっているのでそれぞれから分岐を取り、付属の配線接続を行う。
注意:年式によって場所が違う可能性があるので事前に検電テスター等で確認を行うこと!

1がハザードR(出力)、2がハザードL(出力)、
5がIG(イグニッション)、6が常時電源(+12)

下の画像は配線が完了した状態。ハザードスイッチの部分からヒューズカプラー前後に黒いビニルテープを巻いているのがハザードからの配線群。この配線の先にはドアロックフラッシングユニットへ差し込むコネクターになっている。

次はドアロックの配線。緑矢印のスカッフプレートを取り外し(赤矢印の部分のネジを外して引っ張る)、赤い矢印部分のパネルを取り外す。ビス2〜3本で止められているので簡単に外すことができる。ドアから車内に入り込んでいる青い矢印のハーネスが赤い矢印部分でコネクターを介してユニットに差し込まれている。

外した部品は左のような形をしています。

赤い矢印がドアからのハーネス。写真では既に配線を完了している。

下の写真がドアからのコネクターが差し込まれている場所。奥側にノッチがあるのでそれを押しながら外す。

で、肝心の分岐を行う場所は以下の図の通り。
注意:年式によって場所が違う可能性があるので事前に検電テスター等で確認を行うこと!
26がロックSW(入力)、27がアンロックSW(入力)

←前方向後方向→
2005/11/04:コネクター図を訂正(special thanks to まぁ〜さん)
2005/11/23: 接続ピン番号を修正(special thanks to ミントさん)

私の場合、ドアロックフラッシングユニット本体とブザーはこんな場所に取り付けました。

 

ブザーは目に付く場所に置くとかなりの音量になるので、このように隠した方がいい。それでも充分です。
使ってみると、とても感激してしまう。謳い文句通り(当たり前だが)ちゃんとハザードとブザーが合図を行うのです。ロックの場合は通常の室内灯が2回点滅するのが標準機能だが、おもしろいことに、これと交互にハザードが点滅するので思わず笑ってしまう。音はハザードと連動。音の音量も大きくなく気にはならない程度です。
これ、本当にお薦めの逸品。取付も配線の分岐箇所さえわかれば後は比較的簡単であるが、ショップに頼むと工賃で数千円必要になるかも知れません。



進化の記録一覧へ戻る       TOP PAGEへ戻る

ご感想、ご質問、ご要望等は「掲示板」またはメールフォームからお願いします。
お待ちしております!!!
M's GARAGE BACK TO GALANT