2000/06/03:三菱純正レカロシートレール+フレームの装着

オフ6に参加されていた太公望さんの愛車には「メーカーオプションレカロシート」が取り付けられていた。シートもさることながら、私の目にとまったのは美しい仕上がりのシートレールであった。
ご存知の方もいると思うが、メーカーオプションレカロは「AM19シリーズ」が使用されており、私のシートもAM19シリーズ。ならば使えるじゃない!との安易な発想でディーラーに注文したのであった。

そもそもこのブリンプ製のシートレールには、センターがずれていたり、高さがいまいちであったりと不満があり、極めつけはシート前面下部にある前後のスライドを行う操作バーが乗降時によく引っかかるのである。
平日は嫁さんが運転するので週末に私が運転するときは必ず位置を再調整する必要があり、三菱のシートは昔から前後スライドもシート横で行うのが常識となっていて慣れていたので、何とかしたいと考えていたのであった。

 
この画像はレカロ純正のギャラン用シートレール。固定用ボルトの仕舞いもいまいち。
画像はないのだが、後部座席の部分も邪魔になってしまう構造になっている。

説明用に太公望さんの現物を撮影した画像をプリントアウトし、部品番号を調べて貰う。部品表では必要な部品がわかりにくく、シート本体以外の部分を全て注文した。
注文して3日後、部品が届いたとの連絡が入る。(その早さに一抹の不安を感じたが...) 届いた部品下の画像のようにものすごい数! 総額1万6千円。

必要だと思う部品を並べてみると、これだけあって必要なのは3点だけであることが分かった。シートベルト固定用部品を含めて大半の部品は既製シートに部品と互換性があり、必要な部品だけの値段は1万2千円位になると判明した。(余った部品の返品は受け付けてもらえないので予備品として保管することに)


必要な部品は「アジャスタ、Fシート」(MR378977とMR378978)と右側の化粧パネル
実は右側の化粧パネルは標準シートのパネルが納品されてしまったので再注文。
後日入荷し、その名も「COVER FR SE」(MR789037)でした。

早速上モノを取り付けてみる。当然のことではあるが、何の加工も必要とせずにジャストフィット!シート固定用の穴が4つしかあいていないので他のレカロでは加工が必要だと思われる。事実、レカロ純正のレールには8箇所の穴があいている。シートベルトアンカーも純正品同様の位置にあり、あそびも純正と全く同じ。これでややはめ込みにくかったシートベルト装着が楽になったのであった。
但し、手動式ランバーサポートのゴムチューブがレールと干渉してエアの通路を塞いでしまうのでゴムチューブの取り回しを変更する必要がある。

 
邪魔であった前後スライドレバーもなくすっきりとしたフレーム。
この画像ではわからないが、シートの位置が数センチ中央側になっている。

本来の位置にセットしてボルト/ナットを締め付け、ボルト/ナットを隠すカバーを取り付けて完成!
座った感じは今までに身体が感じていた違和感がなく、着座位置も低からず、高からずのベストポジションになった。センターからずれていた着座位置もやや解消されている。(完全ではない)また、リクライニング調整ダイヤルも右側から楽に行えるようになった。


2000年6月10日、化粧パネルが入荷。取付後は「さすが純正」の一言に尽きますね。

今AM19シリーズのレカロを持っていたり、新たに購入しようと考えているのであれば、この三菱純正レール+フレーム(部品名はアジャスター)はお薦めしたいアイテムである。ただ、着座位置は純正と同じなので、更にローポジションを好むのであれば、レカロ純正を加工した方がいい。値段はどちらも大差がないので見た目の美しさにこだわるのであればこちらをお薦めしたい。

噂ではディーラーでは注文できないと言われているようであるが、正規ディーラーできちんと部品番号も調べてくれたし、発注して納品された。間違って手配された化粧パネルも無償扱いで手配してくれた。
いつもややこしい私の注文に応じてくれるディーラーの方に感謝申し上げます!




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