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2000/08/14:冷却用エアダクト装着
兼ねてから懸案であった吸気系の熱対策として「アルミ製エアダクト」を装着した。ダクトはオークションで手に入れた口径は75ミリ、伸縮自在で伸ばした状態だと3メートルになるモノ。タイラップ4個に1mのアルミテープが付いて2,500円+送料。アルミ材だけを用いた材質であるため、防水対策も不要。おまけに結構しっかりした作りでありながら、カッターやはさみで簡単に加工できる点がGOOD。縮めた状態ではそれなりの強度もあり、簡単には変形することなく施工することができるので、場所に応じて縮めたり伸ばしたりして使用できるのである。
これが装着後の画像である。入手したダクトの半分を使ってココまでできた。
一つ目は純正エアダクトを延長してエアクリ正面に取り付けてみた。本来ならば、エアクリ中央部に固定する予定であったが、バッテリーの板が邪魔でこの位置が限界であった。何故邪魔なのかと言えば、純正ダクトのサポートをこの板から行っているのでこれ以上バッテリー側にオフセットできないのである。純正ダクトサポート用のボルトをもう少し長いモノにすれば解決するのだが、今回はこれで妥協することにした。
これだけでは不足だと考えたので、もう一本(実はこれが本命)長いダクトを設置する。エアクリーナの横に位置する長いダクトがそれである。どこから伸びているのかと言えば、フォグランプ横のスペースからきている。この位置にしたのは、エンジンからの熱に負けないようにフレッシュエアをたたきつけようと考えたためであるが、この位置にするためには大変苦労しました。
走行後にこのダクトをさわるとかなりの温度になっていることがわかった。恐らくラジエターに近い位置を通路にしたために熱を拾っているのかも知れない。
で、苦労した原因が矢印の謎のボックス。GDI専用のこれがあるが為に、本命の長いダクトの通路を探すのに大変苦労した。これを付けたままダクトを通すと、丁度ミッションの部分(正確にはATフィルターエレメントやゲージ、Pレンジの可動リンク機構)に干渉して整備制が悪くなってしまうのである。結局、今となっては無用となっているこの謎のボックスを取り外すことにしたのである。外し方はドライバーを隙間に差し込んでエイッとこじれば外れました。そこには大きな穴があいているのだが、ガムテープでこの穴を塞いでしまいました。でもこの謎のボックスは何のためにあるのでしょうか???
これが長いダクトの終端である。付属のタイラップを用いてフォグのステーにクランピングし、カバーを固定するビスにダクトの一部を共締めしただけ。あまりにもさりげなさ過ぎて、のぞき込まないとわからない状態になっています。スペースとしてはこのサイズ(75ミリ)よりもう少し大きめのダクトが収まりそうでした。エアを効果的に取り込むためにはもう少し手前に出すべきなのでしょうが、これもこのままで暫く様子を見ることにした。
装着後のフィーリングの変化は「???」。何となく良くなったような気がするが、目立った効果もなくちょっと残念。ところが、停止している状態で気が付いたのだが、今まではボンネットを開けなければわからなかった吸気音がフォグの横から思いっきり聞こえてくるのである。特にエアコンのアイドルアップが作動しているときは、あの「シューーー」と言う音がそのまんま聞こえてくるのである。ここまで音が聞こえてくる事を逆に考えれば、走行時にはここから思いっきりエアを吸い込んでいるのだろう。とすれば、エアクリまで確実に外気が導入されていることになるわけだから、体感できないにしてもそれなりの効果があるはずだと思っている。



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