2001/03/26:HID(市光 VELIAS H7)装着

以前から欲しいと思いながら、その値段に躊躇していたアイテム。購入の理由は「バルブが片方切れ、片方だけ購入しようと思ったが、今は2個セットでしか売っていなかったから」。きっかけは簡単でありながら定価では20倍近くもするモノに手を出すとは我ながら無謀な行為である。バルブ先端が当たるとか、固定ができない等、言われながらも所要時間にして3時間程度で装着することができたのは、先陣者(PoPoさん)が装着しているという実績を作ってくれたからである。選定に際しては、PIAAと比較することになるのだが、この装着実績とPIAAに対する信頼性の問題から市光のモノに決めたのである。(PoPoさんの話に寄ればモノはどちらも同じだそうで、PIAAは市光のOEMだそうです。これがあとの紹介する装着を容易にする事ができたのである。)


青みがかった白がわかりますか?

点灯直後の状態は下のようになる。実際はもっと青が強く時間の経過と共に白さが増してくる。


  

室内から見た状態。画像を補正しているのではなく、本当にこんな感じになる。白いもの(センターラインや前者のプレート等)は浮き上がって見える。配光パターンは全体的に奥の方が明るくなり、特に左前方はかなりの距離まで照らし出してくれる。

  
 

今回の装着で一番の難関だと思っていたHIDバルブの装着であったが、前述するPIAAから販売されている「中継アダプター(定価3,800円)」を用いることによって、従来のハロゲンバルブ交換と同様にランプユニットを脱着することなく作業することができた。

上がパッケージで、下左が実物(HIDバルブセット後)

形はまさに純正に使用されているアダプターと同じで、中央の部分が空洞になっている。ここにHIDの本体の一部が入る込むようになっている。これにグロメットが同梱されており、装着後は下右の画像に様になる。

 
画像は処置前であるが、シリコン等で防水対策をしておく必要がある。

HIDランプを点灯させるためにはバルブの他に「バラスト(イグナイター)」と「コントロ−ラー」更には「リレー」やハーネスを取り付けなければならない。イグナイターやリレーには専用のステーが付属していたが、一番大きいコントローラーにはステーがなく、固定する場所に大変苦労した。結果的にご覧の位置に落ち着いた。赤がイグナイターで青がコントローラー。この場所に決めるに当たり、PoPoさんの状態やレグナムオーナーで最近「純正HID装着車」を購入した「てつさん」から頂いた画像を参考にさせていただきました。PoPoさん、てつさん、ありがとうございました!

 

ハーネスの処理にも頭を悩ませました。結果的には奥の方でトグロを巻かせて見えないように処理するのに本当に苦労しました。

2004/07/11追記:

コントローラーとイグナイターの取付場所について質問がありましたので設置場所の画像を追加しました。これで場所がわかるのかが少々不安ですが、これ以上撮影不可能です。
(それぞれの画像をクリックすると拡大画像を表示します)
赤い矢印がコントローラーとイグナイターで、青矢印はアースの場所。助手席側のアースはバッテリーのマイナス端子を使用。緑矢印は純正オプションのコーナーセンサーコントローラー。ここからアースを取るとセンサーが誤動作しますのでご注意を。

運転席側:コントローラー

運転席側:イグナイター

助手席側:コントローラー

助手席側:イグナイター
これを装着するに当たって、純正オプションのコーナーセンサーを装着されている場合はイグナイターの取付場所に注意が必要です。純正オプションのコーナーセンサーコントローラーが左側のフェンダー付近に固定されています。これと同じボルトをしようしてイグナイターを固定したり、近い場所にイグナイターを置くとコーナーセンサーが何も障害物がないのに、音を発して誤動作してしまいます。イグナイターは問題ないレベルまで電磁波を押さえているとは言え、点灯時には「ピーッ」っと高周波の音が出ています。やはり影響があるんですね。



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