2002/03/02:コーナーセンサー電源をサイドブレーキスイッチに連動
私のギャランには左側前後に純正オプション「コーナーセンサー」を装着している。大変便利なモノではありが、車が停止している際にもセンサーの範囲にモノがあるとピンピンと音を発するのである。ちょっと路肩で停止しているときや、車庫にある時には常に物体に反応してウルサイと感じるようになったのである。
機能の一部として音を消す事も出来るのだが、これまでは一時しのぎでこの機能を利用していたが、再び音が出るように切り替える事をよく忘れるのである。なかなかこれがうっとうしい作業で何かと連動させて本体スイッチを制御できないかと考えた。思いついたのが、次の状態では電源を切る事。
   1.シフトセレクターがPの時
   2.サイドブレーキランプがONの状態
ある動作がONの時にセンサーの電源をカットする動作を満足するためには「B接点リレー」が必要であるが、これがなかなか見つからなかった事もあり暫くは我慢していたのである。

ある日、大型カー用品でA接点とB接点が一体型になったリレーを見つけたので早速購入。配線図等で上記信号が流れる配線を探し、リレーの取り付け場所を実車で確認し、結果としてパーキングブレーキランプに連動させると配線のとり回しが楽でリレーも簡単に固定する事がわかりました。

配線は主電源スイッチに繋がる配線をリレーに接続、一方のパーキングブレーキ配線は根本にあるスイッチ部から分岐させ、リレーはサイドブレーキ付近にあった使わないボルトを使用した。

作業中にちょっとしたミスでコーナーセンサーのヒューズ(3A)をショートさせてしまうハプニングがありましたが、作業時間は約1時間で完了。リレーの抵抗のためでしょうか、パーキングブレーキランプが若干暗くなってしまいましたが、動作は狙ったとおり。これでパーキングブレーキを引いているときに音が鳴る事はなくなりました。勿論ブレーキをリリースすれば「ポ−ン」と音を発して電源が入った事を知らせてくれます。

暫くテストをしている際に気が付いたのですが、コーナーセンサーの電源はACC連動で、一方のパーキングブレーキランプはIG連動。これではACCの状態ではセンサーが作動して音を発してしまいます。キーをIGにすると音は消えるのですが、エンジンを停止してしまうとパーキングブレーキランプが点灯しないのでセンサーが作動します。

この事実に気が付いたときに最初はコーナーセンサーの電源をIGから分岐させる事を考えました。しかしIGにする際に一旦主電源が断たれ、ブレーキをリリースすると再び電源が入る。このオンオフ動作でセンサーが一旦リセットされる事に気がつきました。勿論エンジン始動時にはACC電源は一旦オフになるのでブレーキを引いていなくてもリセットされる事になります。つまり、ACCで音がうるさいときには消音ボタンで音を消しても、上記動作で必ずリセットされるお陰で動く状態では常に音が出る状態になるのです。

走行中、特に信号待ち等でブレーキを引いた場合、当然センサーはオフになります。ブレーキをリリースすると「ポ−ン」と音を発して余計なお世話的な音が出ますが、常時音が鳴るよりは随分マシです。
停止時のコーナーセンサーの扱いに困っている方は参考にしてください。




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