購入したのはパナソニック製「ＣＹ−ＥＴ３００Ｄ」。これを選んだ理由はアンテナが一番シンプルで小さかったため。ユニットの大きさでは三菱電機製が一番コンパクトでしたが、スピーカやアンテナが大きいので見送り。デンソー製も魅力でしたが、在庫切れでこの機種にした次第です。各社とも「ナビとの連動」を売りにしているようですが、私のアルパイン製ナビはその拡張すらできないので無縁の機能です。

セットアップ料金込みで３万円弱。購入したのは６月１６日ですが、セットアップが完了したのが２２日で、割引が始まったのが２５日から。手元にカードがありながら、割引の恩恵を受けるまでに１０日も必要だなんて今時考えられません。まぁ、日頃は滅多に高速なんて走らない私にとってはあんまり影響がなかったですがね。
　

取付作業は勿論自分で行いました。常時電源とＡＣＣ電源にアースだけのシンプルな接続なので、１時間弱で接続は完了したのですが、一番難儀だったのがアンテナ部の取付。パナソニック製はアンテナ部分は本体ユニットと分離して配線で結ばれているのだが、この配線が本体ユニットに固定されている。私は時計上部（ダッシュボード真ん中）に取り付けようとしていたため、その取り回しに滅茶苦茶苦労しました。尚、スピーカーユニットは本体ユニットに内蔵されているのですが、はっきり言ってこれがオーディーメーカーのスピーカー？と疑いたくなるようなとても貧弱なブツです。

本体ユニットはありきたりのご覧の位置（ハンドル下の部分）に取り付けました。こうやって見ると色の違いで浮いているように見えますが、実際は目に付きにくい場所なのであまり気になりません。

アンテナは最初は時計（私の場合は３連メーター）の上に着けていたのですが、小さいと思っていたアンテナが大きいと感じたのでフードの中に仕舞いまいました。

当たり前ですが表面からは全く見えなくなり、非常にすっきりしています。気になる電波受信ですが、フードに遮られているにもかかわらず、きちんと動作しています。
　

キーをひねると「イーティーシーが利用可能です」としゃべります。（余談ですが、最近になってＥＴＣの愛称がイーテックになったそうですが、この本体からはその愛称は知らないようです。）また、キーを抜くと「カードが残っています」という。ちょっとウルサイ感じがしていますが、安全上仕方ないのでしょう。

今日（７月１４日）までに数回使用しました。専用ゲートでは４０キロでは少し怖い。前のゲートが直前にならないと開かないので結局減速してしまい、どうもギクシャクしてしまいます。慣れればそんな事はないのかも知れませんが、せめてもう少し前に「通過可能です」と発声してゲートが開いてくれるとイイと思います。悲しきＧＤＩの宿命ですが、４０キロを下回ると加速に時間がかかるので、スカッとした気になれないのが正直な感想です。
一方、共用ゲートでは、料金所のおじさんが「行ってイイよ！」との合図を送ってくれます。こちらはゲートも開いたままなので気分的には少し楽になります。
　

折角装着したＥＴＣですが、神戸地区の阪神高速、特に３号神戸線は須磨と芦屋でしか使用できない。これは是非何とかして欲しい！　そんな事もあり、結局あまり使用していない状態です。

2003/02月追記：
昨年暮れ頃から阪神高速では全ての入り口で利用できるようになりました。また、神戸線から湾岸線への乗り継ぎも追加料金を取られることもなく、ゲートを通過できるようになっています。ただ問題は比較的利用頻度が高い第二神明の須磨ＩＣでは、相変わらず専用ゲートがありません。それに共用ゲートに限って長い列を作っている、まさにいやがらせ状態になっています。共用ゲートは３カ所もあるのに、一つぐらい専用にしてくれてもいいと思うのは私だけではないはず。ココは是非日本道路公団に声を大にして言いたい、「第二神明の須磨ＩＣに早く専用だけのゲートを設けてくれ〜！」