2003/11/22:フロントラテラルロアアーム交換(リコール)

 急に寒くなったからではないのでしょうが、交差点のカーブ等でフロントサスからゴリゴリと異音がするようになりました。何かの拍子で当たりが悪かったと思っていたのだが、音は治まるどころか曲がりながら段差を乗り越える際にはかなり悲痛な音がするではありませんか! これは一大事だと感じたので、担当営業が変わって暫く遠のいていた最寄りのディーラーへ直行し、待つこと小一時間、原因はロアアームのボールジョイントだと判明。取りあえずグリスアップで音は小さくなりました。ガタはないのだが、要交換とのことで翌日には部品が届いた旨の連絡があり、週末に入庫することにしました。
と、ココまでは2003年11月16日時点の話で、その数日後の20日にまさにその部分がリコールとして発表されました。だからではないのでしょうが、整備内訳書はご覧のようなコメントになっていました。

 数ある現行ギャランのリコールに今までは一度も引っかかっていなかったのだが、今回は発売当初から2001年の春までに生産された約20万台のリコールと言うことで、初のリコール対策を行って頂くことになりました。リコール対象車種は三菱のHPをご覧いただくとして、整備解説書からその部分の詳細を引用すると、交換となる部品は左右のフロントサスラテラルロアアーム(下の画像10番)。ロアアームは2本あってもう一つはコンプレッションロアアームという(下の画像4番)。トラブル(リコール)は部品10番の先端にあるボールジョイント部分である。

ご覧のようにラテラルロアアーム(部品10番)はダンパー下部と繋がるダンパーフォーク(部品6番のボルトと共締めする部分)を固定する部分だし、整備解説書にも交換後の作業としてアライメントを点検・調整するとの記載があるので、近いうちに測定だけでもしてみようと思っています。

 リコール対策を行うと、ご覧のようなステッカーがリアウィンドに貼り付けられます。車種によっては複数のステッカーが貼られていると思いますが、冒頭記載したように私の場合は1つだけになります。また、今回のリコールではこのシールの他に運転席ドアのアッパーヒンジに上側の取付ボルト付近に白又は黄色のペイントでマーキングされるようですが、私の場合はご覧のステッカーだけでした。
 交換後の印象は異音が無くなった以外は全く変化なし。ロアアームアッシーのブッシュやボールジョイントが新しくなっているので動作もマイルドになっているのでしょうが体感するほどではありません。個人的にはローダウンの影響もあって無理していると思われる部分なので無償で新品になったことは嬉しい限りです。



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