2006/01/10:メインマフラー(中間部)交換
 帰省先から戻る日に車庫の中で暖気運転していると、明らかにいつもと違うサウンドがする。どこかで排気漏れを起こしているような感じがしたので下回りを確認したところ、フジツボへ交換しているメインマフラーとの接続フランジ部から白い蒸気らしきモノが僅かに出ているのを発見。この時は極僅かな漏れであったので細かい確認をせずに神戸への帰路を出発したのだが、400キロを走行した頃から排気音がだんだん大きくなり、600キロを過ぎたたりからは車内が共振するぐらいの爆音に変化。今思えば、この時に完全にメインマフラー無しの状態になっていたんでしょう。ただ、高速走行時は排気圧の方が高いから漏れている部分をバイパスして排気されるためでしょうか、それ程の爆音ではなくその後250キロをそのままの状態で走行しました。
 当然このままの状態で走行するのは近所迷惑だし整備不良になってしまいますので、神戸に到着して真っ先にディーラーへ修理を依頼しました。整備工場が休みだったのでその時はフランジ部のガスケット腐食で吹き抜けたのだと思っていましたが、実はフランジ部ではなく、メインパイプ側のパイプとフランジを溶接する部分が完全に破断していてフランジそのものがフジツボのメインマフラー側に引っ付いた状態だったのでした。

取り外された部品の状態は以下の画像の通り。画像の上側がフロントで下側がメインマフラーとの接続部。赤矢印の部分にあるはずのフランジが完全になくなっています。


パイプとフランジは溶接構造。
フロント側のフランジ溶接部もかなり腐食が進行していて触るとぽろぽろと表面の錆が剥がれる状態でした。

赤矢印の拡大画像はご覧の通りで、溶接部が完全に外れているのがわかります。


外れたフランジは見せて貰わなかったが排気の煤汚れはありません。でもこの部分から漏れていた訳です。

 ディーラーでは「社外品に交換したメインマフラーが影響しているのではない」との事ででしたが、やはり原因は強化ブッシュを用いてカチ上げ気味に装着したメインマフラーだろうと思います。しかし、これとは反対側のフランジもかなり腐食が進行していた事を考えるととどめを刺したのは社外品に交換したメインマフラーかも知れないが、ディーラーの言うとおり社外品の影響ではないかも知れない。でも強化ブッシュを使用しているのであれば溶接部の腐食を確認する事をお勧めします。まぁ、社外品の方が無事だったし、新しい部品に交換したのであと8年は大丈夫ですから良しとしましょう!
今回の費用は以下の通り。
 ガスケット、パイプ:MB687013、409円
 ガスケット、パイプ:MB687002、493円
 ナット、キャタリチック:MB059359、168円
 パイプ、エギゾースト:MR373116、32,865円
 交換工賃:7,350円

これだけ費用がかかるとは思わなかった(ディーラー談)こともあって、同時実施した安心点検と併せて合計金額の1割を値引きしていただきました。




進化の記録へ戻る       TOP PAGEへ戻る

ご感想、ご質問、ご要望等は「掲示板」またはメールフォームからお願いします。
お待ちしております!!!

M's GARAGE BACK TO GALANT