2006/04/09:ラジエターロワーホース等交換
 これまでに色んな車に乗ってきたが今回の様な症状に出会ったのは始めてではないだろうか。その症状とは、ラジエターホース表面に白い粉が吹いたようなに真っ白になる状態で、それが現れた場所はエンジンとラジエターを繋ぐロワー側ホースとリザーバータンクへ向かう細いホース。ホースそのものが柔らかくなったような形跡もなく、濡れ雑巾で拭いても暫く走行するとまた同じ状態になる。走行距離から考えても交換した方がいいだろうと思って白い粉を噴く部位を新品に交換することにしました。
ロワー側ホースの状態。
ご覧のようにロワー側ホース上から下までホース全体に白い粉が付着したような状態になっています。指でなぞると簡単に取れるのですが、暫くするとまた白くなります。先日交換したアッパーホースと比較するまでもなく白い粉が付着していて、その原因は不明。経年劣化で表面に粉を吹いたなんて聞いたことがないので真の原因は不明です。
こちらがリザーバータンクへ向かう細いホースの状態。こちらもロワー側ホースと同様に白い粉が付着しています。症状は同じで濡れ雑巾で拭いても暫く走行するとまた同じ状態になる。こちらもホース全体に白くなる。他のホース類は黒いので白い粉を吹いたホース類がやたらに目立ちます。
新品ホースとの比較。左が新品で右が今まで装着されていたホース。ホースを取り外す時に白い粉はだいぶ取れてしまいました。取り外したホースの状態はそれ程悪くはなく、多少柔らかくなっているものの以前交換したアッパーホースよりも硬さを保持しています。

脱着は所定の場所に差し込んでクランプを取り付けるだけだが、取付場所の関係でラジエター側の交換が非常にやりにくい。きちんとした作業をするためには面倒でもアンダーカバー類を全て外して行うことをお勧めする。

部品番号、価格
ロワーホース=MR212521、1,260円
クリップ=MR404538、356円(2個)
こちらはリザーバータンクへ向かう細いホースの比較画像。わかりづらい画像だが、長い方が新品。
購入した新品は必要以上(恐らく2台分)あり、必要な長さにカットして使用する。余った分は他に流用する場所もなく保管することに。
この場所を交換したい方は連絡ください、余ったホースをおわけします。

部品番号、価格
ホース=MS600623、1,102円
クリップ=MS660205、230円(2個)
今回のリザーバータンクへ向かう細いホースの交換と同時にリザーバータンク部の固定クリップも交換しました。純正部品にする必要はないのですが、単体で部品が存在すると言うことなので交換することにしました。

部品番号、価格
クリップ=MR224776、115円
リザーバータンク部の固定クリップの比較画像。こんな形をしていたなんて忘れていました。素材の性質上、熱を帯びた環境ではすぐに破損しそうな部品だと感じました。
今回のホース交換でラジエターに接続するホース類は全て交換したことになります。これ以外で冷却水が通るホースとして、車内の暖房用ヒーターコアへ向かうホースがありますが、こちらは白い粉はなく、固定部分もしっかりしていて触った感じではまだ硬さを保持していたのでそのまま使用を継続することにしました。
肝心の白い粉の原因についてその後色々考えてみたところ、これらの部分にはホースのツヤを出すために使用したアーマーオールを頻繁に使用していたことが要因ではないかと思われますが確証はありません。暫くは使用を控えたいと思います。



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