GALANT GDI Viento-R メンテナンス講座
010:ヘッドランプ光軸調整の場所


見た目には格好いいLOW DOWNだが、反面に困ることは、1.フロント下部がガリガリになる。 2.ライトの光軸が狂って暗く感じる。フロント下部については処置の方法がないが、光軸は調整可能なので、夜間の安全運転のためにも是非調整して貰いたい。
光軸の調整方法はとても簡単。ライトユニットの裏側にHi/Low各々のユニットの上下にボルトがある。このボルトをスパナで回してもいいのであるが、プラスドライバーで微妙な位置に調整できるようになっている。
左の画像は助手席側のLowユニットの調整ボルトを示している。
上側が横方向、下側が上下方向を調整するボルト。
ボルトの廻りにギザギザのディスクがあり、その上にU字型のガイドがある。このU字型のガイドにプラスドライバーを差し込めば、先端がギザギザのディスクにフィットしてボルトが回る仕掛けになっている。
これは助手席側のHiユニットの調整ボルト。上側が横方向、下側が上下方向を調整するボルト。
上から見ると左の画像のような位置関係にあり、赤矢印がLowユニットの調整ボルトを示し、比較的簡単にドライバーを差し込むことができる。
これに対してHiユニットの調整ボルトは青矢印で示す穴にドライバーを差し込んで上下のボルトを回転させる。
運転席側も同じ様な位置関係になっている。

Low側の光軸調整方法は、まず夜平坦な駐車場等で壁に向かって垂直に且つ3mの距離で車を置く。ヘッドライトの直前に立ち、ヘッドライトの中心部の高さを測る。(一番手っ取り早いのは自分の足を使うといいですね)次に壁に当たっている光の水平部分の上端を計り、先程よりも22mm低い位置になるように調整する。(この数値は整備解説書のデーターから引用)左右方向は左上がりになっている部分と水平部分がランプ中心と同じ位置になるように調整する。

Hi側は好みで高さを調整しましょう。H7のシングルバルブを装着しているギャランは、Lowは車検の対象外で調整されず、Hiのみが車検で調整される事になる。Hiの光軸が狂っていれば、点検時に調整してくれるはずです。



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