GALANT GDI Viento-R メンテナンス講座
020:メーターパネルのばらし方(バルブの交換)


メーターイルミネーションの電球にちょっとした仕掛けをするため、メーターパネルをばらしてみた。
 2007/03/18:オドメータ用バルブ情報の追加しました。
 必要な工具:プラスドライバ、内張り剥がし(又は先端を保護したマイナスドライバ)

まず、メーターカバー上部にある2本のネジを外す。正面からは見えないが、下から覗くと何処にあるかがわかる。(写真1の青い矢印部)メーターカバー下部は金属クリップではめ込まれているだけなのだが、最初はかなり固いのでこれを外すのに少し苦労する。クリップの位置はステアリングを中心にして右側に1カ所、左側に2カ所。(写真2の青い矢印部)

カバーはステアリングと干渉して取り外しにくい。私の場合は純正オプションのコーナーセンサーの室内側ユニットがこのカバーに取り付けられていて、つながる配線のお陰で苦労した。これがなければ、ステアリングとの隙間の上手く利用して外す。これを完全に外さないと次の行程には進めない。

カバーが外れたら写真1のような状態になるので、赤い矢印部分にある4本のネジを緩める。くれぐれも外したネジを落とさないように!

ネジが外れたらいよいよユニットの取り外し。ユニットの下側を手前上側に引き上げると簡単に外れて写真2のような状態になる。コネクターは上側の3カ所のみ。
(一昔ならスピードメーターのケーブルがあってとて、電装部品へのカプラーがツメで固定されていたりしたのでもやり難かったのだが、最近は電気部品になり、カプラーも差し込むだけになったのでとっても楽に出来ますね。)

先陣の経験者からのアドバイス

都合10回以上バラした経験がある方からメールにて以下の補足事項をご指摘いただきましたので併せて掲載します。

1.メーターを外す前に、FUELメーターの指針をメモしておく。
 なぜなのか分かりませんが、メーターを取り付けた際にFUELメーターの針が動くことがありました。(10回中、2〜3回動いた)外す前の指針は、ちょうど半分ぐらいの位置を指していたのですが、取り付けたとたんス〜ッとFULLの位置まで動くのです。ちょうどガソリンを入れた後、エンジンをかけるとFULLへ動くように... 念のため全メーターのアイドリング時の指針をメモしておいたので、指で針を動かしました。

2.メーターパネルは前方へ真っ直ぐ引き出す
 車体側に付いているコネクタは厳密な意味で固定されていないため、メーターパネルをこじるように引き抜くと、コネクタごと外れてしまいます。 一番最初外した時ついてきてしまい、ちょっと往生しました。なんてったってコネクタのケーブル長が短いため、隙間が出来ず手が入らないことから、なかなか外すのに時間がかかりました。

Special thanks to TAKAさん

写真1(カバーのみ外した状態)

青い矢印はカバー上側のネジの位置、赤い矢印はメーター固定用のネジの位置

写真2(ユニットを外した状態)

青い矢印はカバー下側クリップの位置。右は1カ所だが、左はこの辺りに2カ所ある。
赤い矢印はメーター固定用のネジの位置

ユニットを裏から見た状態。写真では既に照明用の球を外した状態。中央にあるやや大きめの穴がその部分で、ねじれば簡単に外れる。
因みに小さい穴は最初から何もない。裏から透かしてみるとわかるのだが、「排気温警告灯」の文字が浮かび上がる。これ以外に、透かして見えないが「HOLD」や「TLC」の表示も隠されている。(でも何故「排気温警告灯」に球が付いていないのだろう??)

先陣の経験者からのアドバイス(排気音警告灯について)

排気温警告灯バルブのない理由ですが、σ(^_^)のにはたぶんあると思います。'97モデルから排気温センサーがなくなっており、その影響かと... なくした理由はわからないですが、そのおかげで、σ(^_^)の場合、マフラーがタイコからしか換えられません。

Special thanks to よっちゃん

これが電球。青いキャップが付いているモノが純正。最初からこのように青いキャップがかぶせてありました。かなり薄めです。

その近くにある赤いキャップは今回装着したキャップ。

バルブは一般車ではスモールに使われているタイプ(T10)が使用されており、メータが暗いと感じている方は明るさ倍増のモノに換装することをお薦めする。

こちらはオドメータ照明用の電球。青く着色された座を持つ部分はこれしかないので場所は一目瞭然。こちらも青いキャップがかぶせられている。バルブのタイプは一般的にT5と呼ばれているものである。
取付は外し方とは逆。どちらかと言えば取付の方が楽に出来る。メーターユニットを取り付けた後、カバーを装着する前にメーターがちゃんと稼働することを確認することを忘れずに!
日記でも紹介しているが、これが赤いキャップを装着したメーターの状態。色には好みがあるので何とも言えないが、写真以上に鋭い赤になっています。ちょっと暗いこともあって、目が疲れてしまいそうだと感じている。


メンテナンス講座INDEXへ戻る     TOP PAGEへ戻る

ご感想、ご質問、ご要望等は「掲示板」またはこちらへ。
お待ちしております!!!

M's GARAGE BACK TO GALANT