037:24系にハイコンを! |
ハイコンと言えば、現行型ギャランが発売された当初はVR-4のみに装着されていたアイテム。最近ではグレードによってはオプションで設定されているが、新車でなければ手に入らないアイテムである。このハイコン(VR-4用)の流用に関しては、年式やグレードによってポン付け後の動作が異なるようで、私が知る限りの流用時の問題点は以下の通り。 この中で2については、私が実践した結果を「進化の記録、内装編」に細かく掲載しているのでそちらをご覧頂くとして、ココでは1と3そして4について方法を解説する。
|
|
4気筒化(special thanks to kohapyさん) 4気筒でも上手く回転数を表示させる方法は先駆者の方々のHP等でコンデンサを交換すると修正される事が記載されている。私は電気の事はあまり詳しくないが、タコメータ裏にある「フィルムコンデンサ」を交換すると回転数が適正化される。具体的には6気筒モデルの103(0.01μF)を4気筒モデルの装着されている153(0.015μF)に交換する。極性がないコンデンサなのでどちらに付けてもOK。私の場合は手元にある標準メータのコンデンサを基盤から拝借してハイコンへ装着した。(新たに購入した方が手っ取り早いかも) 1.初めの作業はメーターユニットの分解。上下3カ所あるツメで固定されているメータのガラス(黄色矢印)とウィンドープレート(黒枠、赤矢印)を外す。また、正面から見て回転計の上側(ユニットの最上部右側)に1本ビス(青矢印)があるのでコレも外しておく。 2.ユニット裏側にある白いカバー(コンビネーションメーターケース)を四隅にあるビス(赤矢印)を外し、それに覆われている基盤を外す。ユニット上側には長めのピンコネクターで接続され、下側はプリント基板が左右2カ所に差し込まれているのでそれを外す。(下側は外さなくても作業は出来るが、接続部のプリント基板を損傷する可能性があるので外した方が無難) 3.プリント基板上にあるネジ(赤丸部分)を外す。燃料計、水温計、回転計5カ所。速度計は6カ所。それぞれに長さの異なるネジが使用されているので注意する事。(プリント基板上に目印がある)コレでメーターアッシーが取り外せる。水温計と燃料計は外側からスライドではめ込まれているだけ。それ以外は一体化されている。 4.回転計裏にある基盤上にこげ茶色の四角い物体が交換するコンデンサである。 |
|
指針&文字盤への電源供給 前期型では点灯する指針と文字盤、更には距離計までが後期型では全く点灯しない。同じユニットを私の実車に装着すると見事に点灯。勿論、指針→文字盤の順に点灯します。車体側のコネクターを比較したところ、1カ所だけ配線が施工されていない箇所を発見。D06コネクターの5番(右側のコネクターの上側右から5番目)がそれで、私の実車で調べたところ、ココにはACC電源が供給されていました。理由はわかりませんが、ここにACC電源を持ってくればきちんと点灯するようになる。IG電源をコレにつないでも指針と文字盤等は点灯するが、指針→文字盤の順ではなく全てが同時に点灯する。 1.プリント基板上で当該端子へ繋がるラインを辿って、小さめの木ネジをねじ込み配線を接続する。基盤上に半田付けでもOKだが安易な方法をとりました。私がネジを付けた場所はご覧の水温計の裏。裏の水温計ユニットと干渉しない場所を選ぶ事は言うまでもない。 2.この配線を最寄りのACCラインへ接続するのだが、一番近くにあるACC配線は電動ミラーに繋がっている箇所。配線も比較的余裕があるので作業がやりやすい。 |
|
GDIランプ点灯箇所の移設 何もしなければTCL OFFの部分が点灯するので、これを他の場所と接続を替えればいい。三菱車の場合はマイナスコントロールなので、電源供給と反対側にバイパスを設置する。今回はAYCの3本ラインを点灯するようにしてみた。 1.TCL OFFの電球(画像上側の矢印部分)を外し、電源供給とは反対側に先ほど同様に小さめの木ネジをねじ込みむ。 2.AYCの3本ラインに繋がる3本のビスを直結し、その一端と1で取り付けたネジの間にバイパス配線を設置する。(画像下側矢印部分)今回は塩梅良く金属製の特殊なスペーサーらしきモノがあったのでそれを用いて直結している。 |
|
お待ちしております!!! |