2002/03/02:オートディムコントローラ復活
購入後、暫くして純正オプションの「オートディムコントローラ」を装着しましたが、HID装着後からは常にこの機能をオフにしていました。理由は、放電管であるHIDシステムでは減光時の電圧が徐々に降下する際に放電電圧の下限界(約9V)付近でフラッシング現象とイグナイター付近から「ビヨ〜ン」との異音を発してしまうのです。純正でも「HID装着者にはこのコントローラーは併用できない」となっており、HID発売元の市光にこのシステムとの併用で問題がないかと問い合わせたところ、「減光機能」は使えないがそのまま使用しても問題はないとの返事までもらっていました。しかし、このような状況で使用を続けると不具合が発生しそうなので使用を止めたのだが、一旦便利な機能になれてしまうと不便で仕方なく、何とかしたいと考えていました。

ちょっとした暇つぶしにオートディムコントローラのマニュアルを見ていると、ヘッドライトを減光させている仕組みは車速センサーの動作をリレーにインプットして、ヘッドランプアース側の抵抗値で操作している事がわかりました。この部分を排除すれば、停止時には減光することなくすぐにオフになり、動き始めるとオンになるので、煩わしいスイッチ操作から解放されます。

作業はとても簡単です。下の配線図にあるようにコントローラーから出ている「減光出力」(端子番号7と8)の線を切断するだけ。

HIDシステムを装着して、停止〜発進時のヘッドランプのオンオフ動作に煩わしさを感じている方は是非参考にして下さい。




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