2004/07/10:ロワーオイルパン交換+イグニッション取付ボルト修理

 タイミングベルトを交換したすぐ後にエアコンコンプレッサー下付近のアンダーガードにご覧のようにオイルを吹き付けたような状態になっていることに気が付きました。色々調べて貰ったところ、ロワーオイルパンとアッパーオイルパンの接合部のシールから漏れていることがわかりました。タイミングベルト交換作業時に何かの拍子でロワーオイルパンを凹ませてしまい、その影響で接合部のシールの一部が不良になったとサービスマネージャーから説明を受けました。レベルゲージでオイルの量を確認してもそれ程減っている様子はなく、じわりじわりと漏れ、ファンベルトの勢いでそこら中にまき散らした状態だと想像します。とにかく、凹んだロワーオイルパンを交換することになりました。

この作業のために丸2日ディーラーへ車を預けました。理由はシールがきちんと硬化させるため。オイルパンを交換することになりますので当然オイルも交換しました。再使用も可能でしょうが、異物混入の可能性もあるので、通常のサイクルの半分で交換。使用したオイルは先日頂いたGDI用オイル交換券ではなく、いつものアタックレーシング。過去の余りを寄せ集めると何とか1回分の量になったのでこれを使用しました。(残念ながら交換後のロワーオイルパンの画像はありません)

上記トラブルを最初に発見した際に周囲に飛び散ったオイルを取り除くためにエンジンカバーを取り外してヘッド廻りを確認していた時に、もう一つ今までと違う点を発見してしまいました。その違う点とは、プラグ頂部に固定してあるイグニッションの固定ボルト。1つのプラグに2本のボルトを使用してヘッドに固定されているのだが、1番プラグのボルトの1つが明らかに他と違うのです。具体的に言えば、ボルト頭に記載されている数字が他は7番なのにそこだけ4番となっている。何気なくそのボルトを手で触ると簡単に動くではありませんか!手で回したところ、いつまでも回り続ける感じでネジ山をなめてしまっていたようです。
自分でプラグを交換したことはいまだにないので、前回別のディーラーで行ったの点検又はプラグ交換時に不用意に締め込んだことが原因ではないかと想像します。

最終的にはご覧のようにその部分(赤矢印)だけ真新しいボルトが装着されていました。今度は番号もあっているし、きちんと締め込んである。おそるおそるボルトを緩めてネジ穴を確認したところ、ヘリサート(商品名の例としてリコイル)を使用して修正してありました。1本だけ真新しいのは個人的にとっても気になってしまいます。どうせ暫く後にココをバラす予定なのでその時に残る7本も新品に交換したいと思います。

エンジンルーム内はスチーム洗浄されてオイル汚れは綺麗に洗い流されていました。十数キロしか走っていないのでまだ結論は出せませんが、確認したところオイル漏れの痕跡はないのでこれで完治したと思われます。しばし憂鬱な日々を過ごしてきましたが、元に戻ったようで安心しました。



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