極細でイリジウム合金を電極とする「イリジウムプラグ」。NGKからは、イリジウムIXやイリジウムMAXと言う商品名で、デンソーからはイリジウムパワー、イリジウムタフ、イリジウムレーシングと言う商品名で様々な種類が発売されている。いずれの商品も着火性、加速性、耐久性を謳い文句として高付加価値プラグとなっている。このイリジウムプラのGDIエンジン対応品番が出たのは1年ぐらい前だったでしょうか、交換サイクルがまだ先であったことから、暫くは静観しておりましたが、デンソーのラインナップにあるイリジウムタフに使用できる品番があることを知りました。特殊プラグだからでしょうか、量販店の店頭を探しても見つからず、ある方からの紹介でヤフオクで手に入ることを聞いて手に入れたのが2004/7/13の日記でも紹介しているイリジウムタフVKA20。 ヤフオクでは色んな方が出品されていますが、私がお世話になったのは福島県いわき市の(株)キャレックさん。気になる値段は送料込みで当時は1200円/本(標準小売価格は2200円/本)でした。量販店で注文することもできるのでしょうが、その場合は定価でしか購入することができないのでお買い得だと思っています。(株)キャレックさんの対応も非常に良く、振込後すぐに商品が届いたのは言うまでもありません。 |
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今まではプラグ交換作業は点検時にディーラー任せで行っていたのでそれまでの汚れ具合等の状態を確認することはできなかったが、恥ずかしながら今回初めてDIY交換してその状態を見ることができました。前回交換してから距離にして16,500キロ(途中点検時に清掃している)の状態はご覧の通り。 画像の上側は今回装着したイリジウムタフで下側が今まで装着していた純正(NGK)プラグ。今まで装着していたプラグはご覧のようにかなりススで汚れているが、電極付近は綺麗なきつね色になっています。またエッジの具合もしっかりしているのでしっかりと点火している様子が読みとれ、まだまだ使用できる状態でした。GDIエンジンの場合は汚れで判断するのではなく、電極エッジの具合や走行中のノッキング発生の有無で判断した方がよいのかも知れません。(メーカーでは2万キロ毎の交換を推奨しているが...) |
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交換後の状態は、エンジンが軽くなったような気もしますが、これは一種のプラシ−ボ効果だと割り切ると今までのプラグ交換と同様でイリジウムだからといってその良さが飛び抜けて良いわけではありません。交換当初は汚れが無い状態なので体感上の差は少ないのでしょう。火花が強いことによる優位性や耐久性については、それなりに走り込んでから差が出るはず。 で、これを書いているのは装着して約1ヶ月後になります。最近感じたことは、今までは3速でアクセルを開き気味に上っていた上り坂が、以前よりも踏み込まずに加速していること。交差点で曲がる際に3速のまま通過する際に2速に落とさないとトルクが感じられなかった状態でも以前よりは加速してくれます。このことからも着火する火花が強くなっている事が影響しているのでしょうが、過度の期待はしない方がいいのかも知れませんが、同時期にオイルや軽量ホイールへ交換しているのでこの改善がプラグ交換だけによる要因であるとは断言できません。 |
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私が選んだのはプラグは後期型用となっているVKA20を選択しました。理由は今現在付けているプラグがサービスキャンペーンで後期型で使用されているプラグに交換されたために後期型のモノだからです。ひょっとしらたVKB20の方が適切だったかも知れませんが、VKA20でも一切問題は出ていません。 |
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