GALANT GDI Viento-R メンテナンス講座
009:大型バンパー下部に幾つもある補強ビスの役目


Viento-RはVR-4と同じ大型バンパーを標準装備している。大型バンパーをしたから覗くと幾つかの黒いプラスティックビスがあり、このビスでバンパー下部とアンダーカバーが固定されている。外観は非常に威圧的でかっこいいのだが、LOW DOWNした場合はこの大型バンパーが段差に擦れて無惨な状態になる。(詳しい状態の画像はこちら)ひどい場合はこのビスが外れてアンダーカバーが外れてしまう恐れがある。そこでこれらのビスの状況を調べてみた。

用意するもの

  • マイナスドライバー
  • レジャーマット(下部に潜る際に地面に敷く)
大型バンパーを下から見るとビスの配置は図のようになり、赤丸部でボディーから延びたステーとバンパーに挟まれてアンダーカバーが固定されている。黒丸部はセンター部のカバーの固定用でバンパーとカバーを固定するビスでボディーとは固定されていない。
黒丸部は「CLIP SPLASH」と言い、部品番号は「MR328954」値段は80円。
赤丸部は「CLIP」と言い、部品番号は「MR200300」値段は40円。
センター部のカバーを外してビスの状態を確認すると、このようになる。写真では見えないが、赤矢印部の内側にはステーがある。
プラスティックビスは中心部をドライバー等で引き出すと簡単に外すことができる。青矢印はセンター部のカバーの固定用で他のビスより少し小さいものが使用されている。
アンダーカバーにも削れた後があるのがあり、赤矢印のビスがないとここからアンダーカバーが外れてしまうことが想像できる。

これは助手席側。運転席側と同様に赤矢印部の内側にはステーがあり、青矢印はセンター部のカバーの固定用。私の場合、青矢印のセンター部カバー固定用のビスがなくなっていた。

上の写真に比べてバンパー先端の傷が少ないのは若干補修した後の画像だから。

センター部カバーの写真。写真上が前になる。このカバーは4つのビスを外した後に奥から手前に弧を描くように引くと簡単に外れる。
赤矢印で示したビスが外れている場合はディーラーに注文するか、市販されている頭が平たいビスを取り付けることをお薦めする。このビスがないと、バンパー下部がしたに垂れ下がった状態になり、削られる原因にもなるし、最悪はアンダーカバーを脱落させることになる。


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