GALANT GDI Viento-R メンテナンス講座
025:リアシート、Cピラーパネル内張り、リアトレイのバラシ方


ショップでやって貰ったナビ用アンテナの取付時の作業が雑だったのか、Cピラーパネルやリアトレイ付近からビビリ音がしていた。今回スピーカーを新調するついでにこの周囲を完全にばらして見ることにした。
(本来はここまでする予定ではなかったが、訳あってこの作業をすることになった)

 必要な工具:プラスドライバ、内張り剥がし、12 & 14のソケット

まずはシート外しから始まります。シートは座の部分が2カ所でとめられていて、フックを手前に引きながらシート座を持ち上げると簡単に外れる。

 

シート座は大きさの割には軽いが、出し入れの際にはボディーに接触しないように気を付けること。

背もたれの部分は上側が3カ所フックで差し込まれ、下側は両端をボルトで固定されている。下側のボルトを外した後、背もたれを持ち上げるようにして手前に引くと外れる。

 

右の画像にある緑のマッチ箱のようなモノ2個はカラスアンテナのブースターです。

次はCピラー内張り。ハッキリ言ってこれを取り外す作業が一番難儀でした。
最初にここに取り付けられているランプユニットを外す。この外し方はこちらへ。

外された内張りをご覧になればわかるように1カ所の金属クリップ(青矢印)と数多くの樹脂クリップで固定されています。ドアに近いクリップを内張り剥がしで外します。その後、全体を手前上に引っ張るようにすると外すことができます。無理矢理内張り剥がしで外そうとしてもなかなか外れません、苦労するだけでした。

取付は各クリップをパネル側に取り付けて、穴の位置を確認しながらはめ込んでいきます。繰り返しますが、各クリップは必ずパネル側に取り付けてから取り付け作業を行って下さい。

内張りが外れた状態のCピラー(運転席側)

青い矢印で示している端子はナビ用のアンテナ端子。完全に遊んでいる。
これがビビリ音の原因だと思われたので、スポンジを巻いて固定した。

内張りが外れた状態のCピラー(助手席側)

青矢印は運転席側と同じくナビ用のアンテナ端子。
赤矢印は純正のダイバーシティーユニット。ここにはスポンジが貼付られていた。

やっとリアトレイのバラシに着手。これだけ外さないとトレイは外れない。
ご覧の青矢印にはめ込まれている樹脂クリップを外し、トレイ全体を手前に引くと外すことができる。その前に、スピーカーカバー外すのだが、これは4本のビスで固定されているので、トランク内からビスを緩めて白色の座と共に取り外す。

赤矢印の部分がフックの引っかかりになっているので、
取付時にはこの部分を確認しながら取り付けること。

外れたリアトレイを裏から見た画像。
赤矢印がフックの部分。
デッドニングを完璧にするにはここまでバラさなければなりません。私の場合、この段階まで来るのに撮影しながらでしたが、2時間ぐらいかかりました。

取付は既に記載したとおりですが、シート背もたれの部分をはめる際に上側のフックになかなか引っかかってくれない。狭くて目視することもできないので、気長に何度かトライしてみて下さい。

シート座の取付は背もたれ側を差し込んで、奥に押しながら、手前のフックを押し込むと良いでしょう。コツを掴むと何でもありませんが、最初は結構力が必要です。
あと、シートベルトが隠れてしまいますが、座の取付時に引っぱり出しておきましょう。
私の場合、中央部用は使用しないで邪魔だったので、シート座に隠してしまいました。



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