GALANT GDI Viento-R メンテナンス講座
028:ライトスイッチ部のバラシ方


ライトスイッチの部分にスイッチがあったら...なんて事を考えていたら、グランディスのオプションに「ヘッドランプマナースイッチ」(MZ607354)なんてものがありした。本来の機能はヘッドランプを点灯させて車を停止させた場合に、このスイッチを押すとヘッドランプが消灯する。そして走り出すと再び点灯する機能を持っているモノである。ひょっとしたらポン付け可能なのでは?と思い注文したのですが、現物は似ても似つかぬ代物で、先端の回転する部分のみを流用するため、その部分のバラシ方を紹介したい。
尚、流用した結果についてはこちらを参照下さい。

 必要な工具:マイナスドライバ(できれば小さい物)
       ヘキサゴンレンチ(1ミリぐらいのサイズ)

今装着されているモノをバラして加工する間、車を運転できなくなるのでどうすべきか...と考えていたところ、丁度いい具合にレグナムのコラムスイッチ(ランプとワイパー+クロックスプリングが一体になったモノ)がオークションに出品されていました。早速入札して難なく落札。思わぬ予備品が手にバラシ作業に取りかかる事になりました。
 

ランプスイッチ(回転する部分)は外の部分と内部のスライドスイッチが金具で留められているだけなのだが、バラス事など考えていないのでちょっと苦労します。金具(左の画像)はスイッチの裏側の穴(赤い矢印部)に差し込まれており、これを外すために私は1ミリ弱のHEXレンチを使ってこじり出しました。

 

手元にあるレンチは1.5が最小で、これではらちがあかないのでご覧のようなセットを新たに購入しました。
既にこじった後の画像なので、一番小さいレンチは既に変形しています。

 

この金具がが外れれば、ご覧のように先端部の外側が外れます。次に差し込まれているだけの白い部分の固定ピンをこじって外すとご覧のようにバラバラになります。白い部分の根本には小さなボールが仕込まれており、これがスイッチ切り替え時の位置決めに使われています。画像ではグリスを取り去っていますが、回転部である故、グリスが塗りたくられています。

ここではライトスイッチ部のバラシを紹介しましたが、反対側のワイパースイッチも同じ方法でバラス事が可能です。


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