2004/02/22:マフラー交換(フジツボワゴリス:前期型レグナムFF用)
 現行GDIギャランFF用の社外マフラーは私の知る範囲では2社から発売されていますが、どのメーカーも大型リアバンパーを前提に作られていないため、テールエンドが引っ込んだ状態になってしまいます。一方で、レグナム用については、テールエンドが低すぎたり長すぎたり...となかなか上手く行きません。私の場合はレグナム用のトラストMXマフラーを3年ほど使用していましたが、メインマフラー部のフックが破断し、値段が手頃だったJIC砲弾型マフラーに交換しました。しかし、ギャランにはテールエンドが長すぎたので取り外して純正マフラーに戻す事になったすことになったのは以前ご紹介したとおり。そろそろ車種専用の後付けアイテムは止めようと思っていながらも、スポーツマフラーで経験した魅力的なサウンドが忘れられず、大人しすぎる純正マフラーに対して物足りなさを感じ始め、リベンジとばかりに机上での新たなマフラーの検討を行うことになりました。

 結論から書きますと、選んだマフラーは「フジツボワゴリス前期型レグナムFF用」です。トラストMXは魅力的なサウンドでしたが、溶接部の破断を経験しているし、ディーラーでの車検で×なので見送りました。となれば残る選択肢は老舗しかありません。突きだし具合とカチ上げの可否で検討を重ねた結果、何とかイケる!と判断しての選択でした。


リアから見た状態。
レグナム用ワゴリスとギャラン用セダリスの大きな違いはフックの位置。
ワゴリスはタイコが下がるようにフックが付いています。また、テールエンドの位置も若干下に付いています。
それが原因でカチ上げは、ボディー(フレーム)とタイコの干渉でご覧の状態が限界です。

これがテールエンドの拡大画像。もう少し上がってくれるとベストになるのですが、これでも純正よりも指1本分隙間が大きくなっている状態です。こうやって見るとそう見えますが、慣れてくると違和感はありません。(自己満足!?)
テールエンドの処理も寸切りではなく、純正カッターのように2重管のように処理されているし、口径もそれ程過激ではないので見た目には純正そのもの。この辺は少々物足りないと感じていますが...

各部の拡大画像を掲載します。

もう一つ心配だった突きだし具合はご覧の通りで、こちらはバッチリ!
カチ上げのお陰で地上とのクリアランスも純正と同じぐらい確保することができ、20センチ近くの隙間を確保。全く擦ることはありません。これで諦めていたリアの車高をもう少し下げることができそうです。

装着してのサウンドとトルク感のインプレッション。
 アイドリング状態では、純正よりも静かなのにはショップの方も含めて驚きました。多少ラフに回転を上げても多少低音が太くなったかなぁ...と言う程度。乗車しての状態は、2000回転を越えた辺りから明らかに純正とは異なる野太いサウンドに変わりますが、やはり静か。他の方々の状況から考えると、内部が焼けてくると音量が増してくるのでしょうが、それはこれからのお楽しみ。たとえそうなっても車検は問題ない程度だと思っています。
 トルク感は、やはり低速が細くなった気がしますが、トラストに比べればそれ程落ち込んではいません。とにかく大きなメインマフラーから考えても消音と抜けすぎを防いでいるようにも思います。低速域での扱いやすさは可変機能が付いた純正マフラーの方が一枚上手のようです。低速域でゴー&ストップを頻繁に行う状況では多少燃費にも悪影響があるかも知れません。

リアから垣間見えるステンレスの輝きを除くと外観は純正に酷似していて、アイドリング状態でのサウンドも控えめ。自己満足かも知れませんが、違いがわかる大人のマフラーであることを改めて感じました。(年相応って事とご理解ください)

このマフラー選択に際して協力して頂いたkohapyさん、おやじぎゃらんさん、Fujiさんに感謝します。




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